プロフェッショナルインタビュー <1>

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清掃のプロフェッショナルに聞いてみた

Royal Gardener’s Club製品をお使いの様々な職種のプロフェッショナルの方々に、使用感やデザインについてプロならではの視点でお話しいただきました。
インタビュー企画第一弾。

清掃用具として導入

東京・渋谷にあるブティックホテル「TRUNK(HOTEL) CAT STREET」。渋谷という街の活気が程よく感じられる、明治通りから少し入ったところに位置するこのホテルでは、お客様に最高の快適空間を提供するために、少数精鋭のスタッフがハウスキーピングを担当しています。

TRUNK(HOTEL) CAT STREET
宿泊部ハウスキーピング課長
近藤 夏保さん

―― ロイヤルガーデナーズクラブのホースリール『ガーデンリールⅡ30m』と伸縮型デッキブラシ、
ホースリール用ブラシを導入されたきっかけは?

近藤 私どもの会社が新規にオープンするホテルのために、導入する清掃用具を探していた時に、たまたまご紹介いただいたのがこのガーデンリールⅡでした。本来は庭の水撒きが主な利用法なのだと思いますが、私たちは水を撒くホースとデッキブラシが一体になって清掃に使えるという点が、まさに「そういう物が欲しかった!」と思える商品でした。

ホースリール&デッキブラシの併用で作業効率化を実現!3工程 → 1工程に短縮!

――どのような場所で使用しているのですか?

近藤 ガーデンリールⅡは主に客室に付属している70 平米のテラスを清掃するために使っています。
ここはお客様がバーベキューパーティーなどでご利用されることが多くあり、食品の油汚れやビールなどの飲み物のこぼれた汚れが、ほこりなどほかの汚れと混ざって乾き、清掃に時間の掛かるスペースでした。
これを導入するまでは、まずホースで水を撒く→デッキブラシでこすり落とす→汚れを水で流すという、3 工程で行っていました。しかし気温が高かったり水の撒き方が足りないと、ブラシをかけている最中に汚れがまた乾いてしまい、もう一度水を撒きなおさなければならなかったり、汚れを落としたと思っても水で洗い流してみたらまだ汚れが残っていたりと、すんなり 3 工程に収まらないことが多々ありました。
しかしガーデンリールⅡと伸縮型デッキブラシ(別売り)を組み合わせて使うとブラシから直接水が出るので、水を撒きながらブラシがかけられ、汚れも洗い流せてと、3 工程が1工程に収まり作業効率が上がるので本当に助かります!

――ホテルの清掃作業は、時間との戦いだそうですね。

近藤 お客様のチェックアウトからチェックインまでの短時間で全客室の清掃を終えなければなりません。今まではテラスの清掃に人員が割かれていましたが、このガーデンリールⅡを導入してから 1 人で清掃できるようになりました。

――それは大きな違いですね!

近藤 手元で水を止めたり出したり、水量を変えたりできるのも、とても便利です。今まではその度に作業の手を止めて水栓まで行って調節して、また水を撒いているところへ戻って……という、ちょっとしたことですが 70 平米もある広いテラスでは、この繰り返しが時間のロスになっていましたし、担当するスタッフにストレスがかかっていました。ブラシを付け替えるときも、手元で水を止めてブラシを付け替えて、次の作業に移れるのもとても便利で助かっています。ちなみにデッキブラシは名前の通りデッキの清掃用に、もうひとつのブラシは窓をぬらしてサッシの掃除をするのに使用しています。

重いホースリールがむしろ良い

――ガーデンリールⅡはホースが 30mあるので、やや本体が大きく重さ(※1)がありますが、女性でもストレスなく持ち運びなどできますか?(※1 製品重量:7.0Kg)

近藤 その適度な重さがむしろありがたいです。というのも、本体が軽い場合、ホースが暴れた時に本体が倒れてしまい、うまくホースが出てこなくなったりしますが、これは適度に重さがあるのでそうした転倒が起こりにくいです。またホースを巻き取るときも、この重さがあるので本体がガタガタ揺れず、スムーズに巻き取りができます。

本体が倒れたら立て直す、巻き取りの時に本体をしっかり押さえるといったことをすればいいだけ、ではあるのですが、毎日限られた時間の中での作業ですので、そうしたちょっとした手間がいらないだけで、現場のストレスは相当軽減されていると感じています。

機能性とデザイン性

――デザインなどはどう思われますか?

近藤 高級感のある黒のボディーはとてもいいですね。以前のものはお客様がいらっしゃる場所に持って出ることは考えられませんでしたが、こちらは万が一お客様の目に触れたとしても、ホテルの雰囲気を壊さないと感じています。

――実はこのガーデンリールⅡのホースカバーは、単なる色付きプラスチックではなく、成形したプラスチックにさらに塗装を施して、高級感のある仕上がりにしています。また、塗装することでカバーを紫外線から守る効果もあるので、屋外に置きっぱなしにしても劣化しにくくなっています。

近藤 え、そうだったんですか!それはありがたいですね。日差しの強い場所で使用しますし、場合によっては屋外に置けるのであれば収納場所の選択肢も増えます。

一般的にハウスキーピングを担当するものは、主に機能面で考えますが、私たち TRUNK ではデザイン性もとても重視しているためこのガーデンリールⅡは人気です。我々が現場で使用して、とても使い勝手がよかったので、今後オープンする弊社の他施設でも、ハウスキーピングにはガーデンリールⅡを導入する予定です。

清掃ワンポイントアドバイス

ご家庭でも活用できるプロ直伝の清掃テクニックを教えて頂きました。

私たちは、水を使って掃除をした後は、スクレーパーなどで水滴を取り去り、雑巾でから拭きをします。水気をそのままにしておくと、そこからまたすぐに汚れてしまうからです。窓はもちろんですが、床でも最後に水気をしっかりとるのがきれいに掃除を仕上げるポイントです。

About “TRUNK (HOTEL)”

日本発のブティックホテルブランドとして、2017 年 5 月、「一人ひとりが日々のライフスタイルの中で、自分らしく、無理せず等身大で、社会的な目的を持って生活すること」という「ソーシャライジング」 をコンセプトに掲げ、渋谷区神宮前にオープン。2019 年には、神楽坂に元芸者の稽古場をリノベーショ ンした一棟貸しのエクスクルーシブな宿泊施設 TRUNK(HOUSE) を開業。そして、2023年9月新たに渋谷区富ヶ谷に TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK を開業。ロケーションごとにコンセプトの異なるホ テルづくりを目指し、唯一無二のラグジュアリーな宿泊体験を提供する。

TRUNK(HOTEL) CAT STREET
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5丁目 31

株式会社TRUNK(トランク)- TRUNK co.,ltd.
VISIONに「日本を代表するホスピタリティ業界のリーディングカンパニーとなり、日本・東京の観光価値を高める」、MISSIONに「ホスピタリティ業界にイノベーションを」を掲げ、その実現を目指す、株式会社TRUNKのホームページです。
TRUNK(HOTEL) CAT STREET
ソーシャライジングをコンセプトに持つブティックホテル、TRUNK(HOTEL) CAT STREETの公式ホームページです。

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